子宮がん検診
名古屋市の子宮がん検診
【予約不要、いつでも検診できます】
ワンコイン検診、無料クーポン対象の方ともに、予約なしでいつでも実施できます。

クリニックロタージェは、名古屋市が実施する子宮がん検診の協力医療機関です。
子宮がんは、早期に発見できれば治る可能性が高く、自覚症状が出ないうちに定期的に検診を受けることが大切です。
対象者 | 名古屋市に住民登録のある20歳以上の女性 (平成13年3月31日までに生まれた方)で前年度検診を受診されていない方 (2年ごとに500円) ※名古屋市実施の子宮がん検診が受診できるのは、2年度に1回です。例えば、平成30年度(平成28年4月1日~平成29年3月31日)に受診された方は、平成31年度には受診できません。 |
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自己負担金 | 500円 (免除制度あり) |
検診内容 | 問診、視診、内診、細胞診検査 (問診の結果、子宮体がんの症状が疑われる方へ「子宮体がん検診」をお勧めする 場合があります。) |
子宮頸がん検診無料対象者の方へ
検診無料対象者の方は、
前年度の受診の有無にかかわらず受診できます。
5年に1回無料。
下記表の対象者は、令和5年4月1日で変更となります。
年齢 | 生年月日 |
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20歳 | 平成13年4月2日~ 平成14年4月1日 |
25歳 | 平成8年4月2日~ 平成9年4月1日 |
30歳 | 平成3年4月2日~ 平成4年4月1日 |
35歳 | 昭和61年4月2日~ 昭和62年4月1日 |
40歳 | 昭和56年4月2日~ 昭和57年4月1日 |
※前年度に検診を受けていない方がワンコイン対象(2年度に1回)
※今年度中に20歳になる方もワンコイン対象
(平成13年4月2日~平成14年3月31日生まれ)
性病検査

クリニック ロタージェでは各種性感染症(STD)検査、及びブライダルチェックを行っています。
ヘルペス、クラミジア、コンジローマ、淋病、HIV等の性病に関しては将来不妊の原因となることもあるため、性交渉経験のある20代以降の女性は少なくとも年に1回以上検診を受けることをお勧めいたします。検診の事前予約は不要ですので直接ご来院ください。医師と女性スタッフのみで、できるだけ不安感を取り除く診療を行います。
検査項目一覧
- 膣トリコモナス症
- 子宮頸管クラミジア感染症・咽頭クラミジア感染症
- 子宮頸管淋菌感染症・咽頭淋菌感染症
- ガンジタ膣炎
- HIV
- ヘルペス
- コンジローマ
- 毛ジラミ
- 梅毒
その他
- B型肝炎
- C型肝炎
- 採血(肝機能・腎機能・貧血)
- 風疹抗体
妊婦のみ
- トキソプラズマ抗体
料金 | |
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2,390円(税込) |
ブライダルチェック
【症状のある方はその項目について保険適用になります】

結婚・妊娠を控えている方は感染症に加え、風疹の検査をしています。
自費診療の費用:25,000円(税込)
ブライダルチェック項目
問診、健康相談
問診票で全身のことを伺います。
子宮頚がん検診
男性の精子の中にいるウイルス感染によって起こると考えられている子宮頸がん。性交渉の経験のある女性は若い方でも1年に1回、検診の必要があります。
経膣超音波検査
子宮・卵巣の形や大きさを患者さんも一緒に超音波画像を見ながら検査して行きます。子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫の有無がチェック出来ます。
おりもの検査
クラミジア・カンジダ・淋病・トリコモナス・細菌など
血液検査
エイズ・B型/C型肝炎・梅毒の血液検査、風疹
検査について
- 問診等の時間も含め、各検査とも所要時間20分~30分程で終わります。
- 感染症(エイズ、B型/C型肝炎、梅毒、風疹)の検査は少しの採血で検査ができ、結果はおよそ10日後にわかります。
- 特に妊娠をお考えの方は早めに検査を受けることをおすすめします。
クラミジアについて
症状
クラミジアに感染しても自覚症状が無いため、女性は5人に4人、男性は2人に1人はクラミジアに感染していることに気がつきません。女性では症状が出る方でもおりものが少し増えたかな?また少し排尿時に痛いかな?と言った程度です。
治療
クラミジアは抗生剤できちんと治ります。1日4錠を1回で内服するだけです。
クラミジアを放置すると子宮頚管炎から卵管炎、骨盤炎を起こし不妊や子宮外妊娠の原因になります。
クラミジア感染症の方のうち、40%が骨盤炎になりそのうちの20%が不妊症になるという調査結果が出ています。クラミジア感染症の女性は感染していない方に比べてHIV感染者との性交渉において5倍の確率でHIVに感染してしまいます。また妊娠中にクラミジアに感染していると赤ちゃんがクラミジア結膜炎やクラミジア肺炎を引き起こすこともあります。
パートナーも同時に治療する
必要があります。
(男性は泌尿器科へお出かけ下さい。)
検査
まずは症状が無くてもクラミジアの検査をお勧めします。
20歳以下の性的に活発な時期は年に1回、20歳以上の方では、
- 新しい彼氏ができた
- コンドームを途中からしか着けない
- 多くの性交渉のパートナーがいる
等に思い当たる方も年に1回クラミジア検査をお勧めしています。
検査自体は1分もあれば終わり、痛くもありません。
カンジダ膣炎(膣カンジダ)について
症状
カンジダ膣炎(膣カンジダ)は、カンジダ菌という真菌(カビの一種)によって起きる膣炎、または外陰膣炎です。カンジダ菌は、体内に常在しており、通常は病原性が弱く、常に症状が出るわけではありません。しかし、病気や疲れなどで免疫力が低下している時や、妊娠時、抗生物質使用時、高温多湿の環境などで、症状が現れやすくなります。
症状としては、おりものの異常や外陰部に痒みが出たり、赤く腫れたりすることが挙げられます。カンジダ膣炎(膣カンジダ)によるおりものは、クリームチーズや酒粕のような白色、または黄白色のおりものが特徴です。
治療
- 膣錠、外用剤等で治療します。
- 膣錠での治療は1日で完了します。膣剤の為に通院する必要はありません。
- 膣内はなるべく洗わないようにしてください。
- 入浴時、外陰部を石けんで洗うと、刺激を与える場合があるので、お湯だけで洗ってください。
- 患部がむれないように、通気性の良い下着(綿製品など)を着用してください。
膣トリコモナス症について
症状
膣トリコモナス症とは、膣トリコモナス原虫の感染により起こる膣炎です。感染は、男性・女性ともにみられ、女性の感染部位としては、膣・頸管・尿道・バルトリン腺があります。
感染は、性行為によるものが多いのですが、下着・タオル・浴場・便器などによって感染することもあります。
- 黄色く膿状で、泡のあるおりもの
- 血液の混じったおりもの
- おりもの量の増加
- 外陰部のかゆみ・熱感・痛み
- 膀胱炎の症状
治療
膣錠または内服薬による治療を10~14日間継続します。
パートナーにも検査・治療を受けてもらいましょう。
治療が終わって、一定の期間が経過してから、再度トリコモナスの有無を検査します。症状が緩和したからといって自己判断で治療を中止せず、医師の指示に従って、根気よく治療を続けることが大切です。
感染予防ワクチン
ヒトパピローマウイルス(HPV)について
子宮頸がんはその他のがんと異なり、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染から発症するがんであることが明らかになっています。
このヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚や粘膜に感染するウイルスで、100種類以上のタイプがあり、このうち約15種類は子宮頸がんの原因となることが多いため、発がん性HPVと呼ばれています。
中でもHPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している女性の約70~80%から見つかっています。発がん性HPVは、皮膚と皮膚(粘膜)の接触によって感染するウイルスで、多くの場合、性交渉によって感染すると考えられています。
女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほど、とてもありふれたウイルスであり、このことから性行動のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っていると言えます。
子宮頸がん予防ワクチン
「9価子宮頸がんワクチンは他の種類のワクチンと比べてHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染予防に更に高い効果が期待できると言われています。
子宮頸がん及びその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマに関係するHPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型の9つの型の感染を予防するするワクチンです。日本で国内販売が承認されたばかりのワクチンのため自費診療での対応となります。
ワクチン接種料金:
33,000円(税込)×3回
計99,000円(税込)※自費
妊娠健診

クリニックロタージェでは、妊娠中期(~20週まで)の妊婦検診を行っております。
妊娠週数や母体・胎児の健康状態により、検診内容や検診頻度が変わります。
妊娠初期・中期頃は大切な時期なので、不安なことは何でもご相談ください。
※当院では分娩を行っておりませんので予めご了承ください。