ニキビ外来
クリニックロタージェのニキビ外来は、名古屋・栄で15年以上、女性のお肌の悩みと向き合っています。婦人科併設の強みを活かした、女性のための診療を行っているのが当院の特徴です。
ホルモンバランスの乱れによるニキビや円形脱毛症など、皮膚の悩みの原因は女性の体と関係があるかもれません。
最近は幅広い年齢層の方が、多く受診されています。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
アダルトニキビについて
かつては「青春の象徴」などといわれたニキビも、20代を過ぎると過度なストレスや体調不良を訴える体のサインとなる、いわゆる 「アダルトニキビ」になります。
また「生理前になるとニキビができる」というように、ホルモンバランスの影響もあります。
「アダルトニキビ」は頬、あごや口の周り、首などにできるのが特徴です。ストレスや睡眠不足、偏った食事などの不規則な生活によるところがほとんどです。
漢方薬(十味敗毒湯、清上防風湯)、皮脂の分泌を抑えるビタミンB2・B6、アクネ菌を抑える抗生剤等で94%の人が改善します。 ニキビができやすい肌質は、脂性肌に限りません。混合肌、乾燥肌、敏感肌の方にも発症します。特に、乾燥という原因は見落とされがちです。 クリニックロタージェのニキビ外来では、アダルトニキビに限らず、思春期のニキビや、胸・背中など体の各部位にできるニキビなど、様々なニキビに対応しておりますので、ニキビに悩んできる方は、どうぞご相談ください。
アダルトニキビの原因
- 生理前
- ストレスによるホルモンバランスの乱れ
- 皮膚のバリア機能の低下
- 肌の乾燥
- 間違ったスキンケア
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 便秘
治療薬について
低用量ピル、ビタミン、
抗生剤の服用
アダルトニキビでお悩みの方には一度、基礎体温表をつけていだだくようにしています。
何故ならアダルトニキビの原因は女性ホルモンの乱れが原因であることもあるからです。
あまり知られていませんが、この「アダルトニキビ」は低用量ピルや漢方の服用でかなり改善される方が多くいらっしゃいます。
漢方治療
漢方薬は、単独で劇的な治療効果を期待することはできませんが、標準的な治療に漢方薬を併用することにより相乗効果が期待できます。
また、「十味敗毒湯」という漢方には、ニキビの主症状である腫れや赤みを抑えて膿を排出するのを助けてくれる効果があります。
十味敗毒湯の良いところは、単に今できているニキビを治すだけでなく、 ニキビのできやすい体質自体を改善してくれるところにあります。
その他皮膚の疾患
帯状疱疹
帯状疱疹とは、水疱瘡ウイルスが原因で発症する皮膚疾患です。
体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴です。
帯状疱疹の感染について
水疱瘡ウイルスに初めて感染した時は、帯状疱疹ではなく、水疱瘡が発症します。
水疱瘡が治ったあとも、ウイルスは神経節に潜んでおり、体調不良やストレス、加齢などで免疫が弱ったとき、潜んでた水疱瘡ウイルスが活発化し、増殖して発症するのが帯状疱疹となります。
帯状疱疹は、他の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、帯状疱疹の患者さんから、水疱瘡にかかったことない患者さんに水疱瘡ウイルスが原因で、水疱瘡としてうつることがあります。
帯状疱疹の再発について
一度帯状疱疹にかかると免疫ができるため、再び帯状疱疹を発症することは少ないです。
しかし、加齢やストレス、体調不良などで、免疫力が下がったときに、帯状疱疹が再発する場合もあります。再発する方は、発疹の場所は1度目の時と異なる場合が多いです。
「発症する場所が前回と異なる」という理由で、帯状疱疹の再発ではないと決めることはできませんので、注意しましょう。
帯状疱疹のワクチン・シングリックスの接種が可能です。
名古屋市に住民票をお持ちの方には、市から補助があり、
自己負担21,600円(2回分)で打てます。
来院のうえ、医師と相談し、ワクチンの予約をお取りすることになります。
名古屋市以外の方は自費での接種
22,000円×2回 計44,000円です。
ヘルペス
ヘルペスとは、ヘルペスウイルスによる感染症で、小さな水ぶくれがいくつも集まって発症します。
人間に感染するヘルペスウイルスの種類は様々ですが、代表的なヘルペスとして、単純ヘルペスウイルスによる口唇ヘルペス、外陰ヘルペス、水痘・帯状疱疹ウイルスによる水ぼうそうや帯状疱疹があります。
ヘルペスの症状について
ヘルペスの症状は、以下のような段階を踏んで、2週間ほどで治まります。
1. 初期症状
痒み、ほてり、ピリピリした皮膚の違和感などの症状を自覚したあと、赤く腫れ始める。
2. 1〜3日後
小さな水ぶくれが複数できる。一般的に、水ぶくれは1か所に集中してできます。
3. 回復期
やぶれた水ぶくれが、かさぶたになる。
多汗症(わき汗)
これまで自費治療のみでしか対応できなかった多汗症(わき汗)について、保険適用の薬が処方可能となりました。
汗の量を抑制する目的のお薬のため、臭い自体への効能はありませんが、汗の量を抑えることによって結果的に臭いの軽減を図ります。
「シミ」自費治療薬
【自費治療薬 ハイドロキノン・トレチノイン】
原材料費の値上げにより、2022年8月より、価格改定させていただきます。
ハイドロキノン ¥2,500 → ¥2,750
トレチノイン ¥2,100 → ¥2,300