名古屋市中区にあるクリニックロタージェのピル名古屋市中区にあるクリニックロタージェのピル

地下鉄栄駅⑧番出口 栄地下街⑨番出口

ピルについて

ロタージェのピル外来

ピルの処方にあたって内診を行う必要はありません。
問診や血圧測定等のみで、処方までに時間がかかることはありません。
予約制ではありませんので、診療時間内でご都合の良い時間にご来院ください。
現在、当院では「生理移動」は行なっておりませんのでご了承ください。
※ピルの処方にはご来院が必要です。インターネットでの処方は行っておりません。

次の方はピルを
処方することができません

  • 閃輝暗点の症状のある方
    (片頭痛の前兆として、視界にチカチカと光が現れ、目が見えにくくなる症状です。)
  • 35歳以上で1日15本以上タバコを吸う方

当院でピル処方を受けられる方に、クリニック ロタージェ/院長 林秀樹 監修による『低用量ピルのことが良く分かるブックレット』をお渡ししています。

ピルの基礎知識

ピル、OC、避妊薬…色々な言い方がありますが、すべて同じもののことを指しています。
OCとは英語名Oral Contraceptivesの略称で、経口避妊薬のことです。
一般的にピル、または低用量ピルといわれています。
日本では、「ピル=避妊薬」というイメージが強いようですが、現在では避妊目的以外で服用されている方が大多数を占めています。
ピルとは「黄体ホルモン」(プロゲステロン)と「卵胞ホルモン」(エストロゲン)という女性ホルモンを主成分とした錠剤のことで、現在では様々な用途で使用されています。

ピルの使用用途

  • 大人ニキビの治療
  • 避妊
  • 子宮内膜症の治療
  • 生理痛の軽減
  • 不正出血の治療
  • 生理のコントロール
  • 生理異常の治療(生理が長い・経血の量が多いなど)

ピルは1日1回、1錠を毎日できるだけ一定の時刻に服用します。
体内のホルモンバランスを継続的に整えることで、
様々な効果を発揮するのがピルの役割です。
ピルはヨーロッパでは全女性の1/3が使用しており、
ロンドンでは無料で配布しているほどで、
スウェーデンでは20~30代の80%が使用している、とても一般的なものです。

ピルを飲むと体の中では何が起こるの?

ピルに含まれる卵巣ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が血液中を循環します。
すると脳の中の排卵中枢(視床下部・下垂体)が血液中に十分な濃度の卵巣ホルモンがあると認識するため、視床下部・下垂体が、「卵巣を刺激する必要がない」と判断し卵巣からの排卵が抑制されます。
「排卵」は子宮にとってかなり負担のかかる仕事です。
子宮の病気(子宮内膜症など)はこの排卵をストップさせることで、かなり軽減できるため、治療の方法としてピルが選択されることも多くあります。

またピルによって体のホルモンバランスが一定になるため、重い生理痛から解放されたり、男性ホルモン過多によって起こる大人ニキビを軽減することにも役立ちます。
薬を飲むこと=体に負担をかける、という誤解が多くあるようですが、上記の通り、ピルはむしろ女性の体の負担を最小限に抑える調整役となりうるものなのです。
一番多い心配は薬による副作用だと思いますが、飲み続けることによる身体的影響(妊娠できなくなる、太る等)はほとんどありません。
むしろ毎日の生活を安定させるためには、ピルを服用するメリットの方がはるかに大きいと考えます。

ピルのメリット

  • 生理周期を安定させ決まった日に月経を起こす事が可能
  • 月経量が約1/3程度に減るため月経痛のコントロールに優れる
  • ホルモン変化をコントロールする為PMS(月経前症候群)の症状緩和につながる
  • 月経前ニキビ(アダルトニキビ)のコントロールが可能
  • 長期投与により卵巣癌、子宮体部癌、直腸癌、リウマチ等の発症予防につながる

※これらのメリットは全て、EBM(エビデンス・ベースドオブ・メディスン)に基づいており、
実証されたものです。

一般的な副作用

  • 吐き気、頭痛、むくみ等のマイナートラブル

※これらは内服開始後1ヶ月以内に消失する事がほとんどです。

  • 血栓症(血液の固まりが血管を詰めてしまう病気)

※海外の文献等で発症するリスクが高くなると言われていますが、実際はピル内服者より妊婦さんの方が数倍発症率が高くなります。
それよりも低い確率の副作用ですので、それほど過敏になる必要はありません。
また、血栓症は大抵喫煙歴のある方に見られるものです。そのため、35歳以上で1日15本以上喫煙する方にはピルを処方できません。

  • 乳がん発症率

※最新のガイドラインでは、ピルの服用により乳がん発症の危険率が上がることとの関連性はないとされています。ただ、乳がんを発症した方がピルを服用する事は避けなければなりません。
(このため定期的な乳がん検診をおすすめしています。乳がん検診は乳腺外科へお出かけください。)

ピルの種類

ピルには様々なメーカーから様々な種類が発売されています。
ピルの成分である2種類のホルモンのうち、卵胞ホルモンはどれも「エチニルエストラジオール」ですが、黄体ホルモンには、「ノルエチステロン」、「デソゲストレル」、「レボノルゲストレル」、「ドロスピレノン」という化学構造の若干異なる4種類があります。
含まれている黄体ホルモンの種類によって、「第1世代」、「第2世代」、「第3世代」という分け方をされます。

世代とは別に、服用する錠剤のホルモン配合量によって「1相性」~「3相性」にも分けられます。
服用する全ての錠剤のホルモン配合量が同じものを「1相性」、配合比率が3段階に変化するものを「3相性」と言います。個人ごとに飲み合せや相性もあるので、医師に相談して自分に一番合ったものを見つけると良いでしょう。

第1世代 3相性 

総ホルモン量が少なくてすむ中間増量型のピルです。自然のホルモン分泌パターンに近いため、不正出血も抑えられる傾向にあります。また、シートに曜日が記入された「サンデースタート・28錠タイプ」のため、飲み忘れのミスが比較的少なく、生理が平日にくるため、週末の予定が立てやすいピルです。

第2世代3相性 

日本では一番普及しているタイプのピルです。LNGという黄体ホルモンの作用で子宮の内膜が安定するため、服用中の不正出血の頻度が他の低用量ピルに比べて少なく、休薬期間(偽薬服用)中の月経がきちんと起こることが多い(=きちんと生理がくる)という特徴があります。

第3世代1相性

第3世代のピルは「DSG」という黄体ホルモンを使用したもので、他の世代のピルと比べて男性ホルモンの作用が一番少ないことが特徴です。ピルはもともと大人ニキビの治療に効果があり、通常服用開始から3ヶ月程度で効果が現れますが、服用する薬品によっては1ヶ月目から効果が出ることもあり、ニキビでお悩みの方にはこのピルが一番おすすめです。しかし、服用のはじめにむくみなどがみられることがあるため、医師による正しい判断が必要です。

第1世代1相性 

保険適応用薬 で、生理痛用として処方されます。

超低用量ピル 

保険適用治療薬で、月経困難症や子宮内膜症など疾患の治療を目的として使用します。

ピル処方の流れ・費用

問診や血圧測定等のみで、処方までに時間がかかることはありません。予約制ではありませんので、診療時間内でご都合の良い時間にご来院ください。
※夕方6時以降は大変混み合います!午前中は比較的スムーズで、お急ぎの方は午前中、もしくは夕方6時前までのご来院をお勧めします。

ピルの処方

1問診および血液検査
問診や血圧測定等を適宜行います。
ピル服用にあたって、個々人で異なる注意事項などをご説明し、一番合うピルを選択していきます。
服用についての心配ごとや、ご相談事項がありましたらお気軽にお話しください。
2ピルの処方
ピルの使用目的(生理のコントロール、大人ニキビの治療、子宮に関する病気の低減・治療、避妊など)によって、適切な種類を決定し、保険適用が可能な場合は保険を使って処方をいたします。
第1世代 3相性
第2世代 3相性
2,400円~2,500円(税込)
初診の方は初診料1,000円が別途必要です。
第3世代1相性 2,600円(税込)
初診の方は初診料1,000円が別途必要です。

※ピル処方は一部の保険適用薬を除き自費診療となり、保険適用外となります。

3定期健診
子宮頚がんは性交渉により発症することをご存知ですか?
子宮がんには子宮頚がんと子宮体がんがあります。
子宮頚がんは性交渉により、HPV(ヒトパピローマウィルス)の、特に16型18型が子宮口に感染することにより発生します。そのため性交渉を始めるようになったら年齢に関係なく年に一回は健診を受けられることをお勧めします。
子宮体がんは近年、食生活の欧米化により日本人にも多くなっています。糖尿病や高血圧は子宮体がんのリスクを高めますので、やはり定期的な血液検査でのチェックが必要でしょう。
一般に不正出血があって初めて子宮がん検診を受けられる方が多いですが、出来れば、どちらも年に一回は受けて頂きたい検査です。また、日本でもHPVの感染を防ぐ「子宮頸がん予防ワクチン」が認可されましたが、このワクチンはHPV6型・11型にも有効で、外陰コンジローマの感染も同時に防ぐことができます。

定期健診では通常、子宮がん検診と同時に超音波で卵巣の状態(多嚢胞性卵巣症候群や卵巣嚢腫になっていないか)、子宮筋腫の有無、子宮内膜症になっていないか等をチェックします。

POINT

  • 患者さんの安全の為、半年に1度の定期健診をおすすめしています。
  • ピルの処方にはご来院が必要です。インターネットでの処方は行っておりません。